どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
ラグビーの「ハカ」でも知られるニュージーランドのマオリ族。
マオリ族の文化の面白さをお伝えします!
美術ファン歴30年、自分でも絵を描いてる僕がお伝えするよ!
【ニュージーランドのマオリ族にはタトゥーの悲しい歴史がある】
マオリ族は独自のマオリ神話を持っていたりして、ポリネシアの中でも独特な存在です。
顔面に施される「モコ」と呼ばれるタトゥーは視覚的にもインパクトが強いです。
社会的に認められていないと顔へのタトゥーは入れられない決まりになっています。しかも、顔のタトゥーはその人の家柄や実績、結婚しているかなどの身分証明の役割も持っているので重要なコミュニケーションツールです。
モコをめぐる悲劇
この「モコ」をイギリス人探検家が目にしたのが悲劇の始まり。モコが施された首を欲しがる人が出てきたんですね。
で、「イギリス人に首を渡すと大量の武器と交換できる」ということで、味をしめたマオリ族が他のマオリを襲うようになりました。
首を多く集めたイギリス人のコレクションは現在、アメリカの博物館に飾られているもよう。
こうした悲劇もありましたが、現在のマオリ族によって昔ながらの「モコ」文化が復活。後世に残すよう伝統が引き継がれています。
ディズニーアニメでもマオリ族
ディズニーアニメの『モアナと伝説の海』でもマオリ族が取り上げられました。
タトゥー文様がかっこいいですよね。
いつか絵の題材に取り入れようと思います。
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