どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
世界的アニメーション会社『PIXAR/ピクサー』のアニメは誰もが楽しんだことありますよね。
ストーリー制作のプロであるピクサー社員による『ピクサー流ストーリー術 22のルール』というのがあって、訳してまとめてくれたツイートを発見。
PIXAR/ピクサー、ヤバいでしょ。
世界一のアニメーション企業として人の心を掴み続ける「ストーリー制作のプロ集団」ピクサー。PIXAR社員として数々の脚本を手がけたエマ・コーツによる『ピクサー流 ストーリー術 22のルール』とは?
以下ツイートでご紹介 ↓ pic.twitter.com/upTsER0BUX
— 森山大朗(たいろー) Work in Tech! (@tairo) April 3, 2023
これが生きる上でもかなり重要な考え方になっていて。僕らそれぞれの人生に当てはまるのはもちろん、自己プロデュースとか、SNS活用とか、そういったのにも使える。
『ピクサー流ストーリー術 22のルール』をあなたに当てはめてみましょう。たぶん格段に魅力アップするはず。
- 1 『ピクサー流ストーリー術22のルール』を自分事に当てはめるとQOL爆上がりする
- 1.1 ①人は成功者より、努力してる人の姿に惹かれる
- 1.2 ②観客が見て面白いかが大事。自分じゃない
- 1.3 ③何がテーマなのかは後でもいい
- 1.4 ④物語の基本構造にあてはめた人生にする
- 1.5 ⑤まずは超シンプルなメインのストーリーに絞る
- 1.6 ⑥あなたのキャラクター設定
- 1.7 ⑦人生の中盤を考える前に結末を考える
- 1.8 ⑧とにかく人生全体の幹だけを完成させる
- 1.9 ⑨行き詰まったらやること
- 1.10 ⑩ふだんからあなたが好きな人生・物語を分析する
- 1.11 ⑪とにかくなにかしら書いてみる
- 1.12 ⑫最初に思いつくアイデアはだいたいありきたり
- 1.13 ⑬他の登場人物にも発言させて聞く
- 1.14 ⑭あなたの奥底で信じてることは何?
- 1.15 ⑮設定したキャラになりきってみる
- 1.16 ⑯何が賭けられたストーリーなのか
- 1.17 ⑰無駄な作業はない
- 1.18 ⑱自分のクセを知ろう
- 1.19 ⑲「偶然」の取り扱いに気をつけよう
- 1.20 ⑳物語を観察して物語づくりの練習
- 1.21 ㉑物語の状況や登場人物に共感する
- 1.22 ㉒最後に
- 2 自分の人生に落とし込んでQOLを上げよう
『ピクサー流ストーリー術22のルール』を自分事に当てはめるとQOL爆上がりする
というわけで僕らの人生に当てはめてみた『22のルール』見ていきましょう!
①人は成功者より、努力してる人の姿に惹かれる
なので大事なのは目標に向かって努力する姿。
上手くいったことを見せびらかすことじゃない。
目標をわかりやすくはっきりさせて、共感されるような努力をしよう。
②観客が見て面白いかが大事。自分じゃない
「作者がやってて面白い」んじゃなく「観客から見て面白い」に焦点を当てよう。
いくらあなたが熱中することでも、はたから見てあなたのキャラクターやストーリーからズレたことをやってるとつまらなく見える。
③何がテーマなのかは後でもいい
人生のテーマは自分でもわかってなかったりするものです。進めてくうちに変わったりする。
なので、はじめにざっくり人生の下書きを書いておいて、テーマを修正してくのが良い。
④物語の基本構造にあてはめた人生にする
序盤は設定、キャラクター紹介、試練の導入がある。
- とある時代、ある国のある街に(あなた)がいました。
- 毎日、毎日、何かしらをやっていました。
- ところがある日、ピンチがおとずれるのです!
中盤は障害と試練の連続。で共感と支持を貯めてく
終盤のクライマックスで盛り上げ、解放・解決する。このパターンが基本。
サブストーリーとして恋愛や友情や親子関係などを並走させてもいい。
ところどころ予想外の展開や新キャラで状況が一転すると興味を引きつけられる。
⑤まずは超シンプルなメインのストーリーに絞る
あなたのキャラ設定に合わせて、まずはメインとなる人生ストーリーの骨組みをつくる。
細かいエピソードは一旦バッサリ切った方がいい。
⑥あなたのキャラクター設定
得意なこと、好きなことは何か?を徹底的に考える。
そこから、それとは真逆の試練を投げかけて挑戦させる。
どうクリアするのか考える。
⑦人生の中盤を考える前に結末を考える
先に結末を考えた方がいい。中盤は抜けててもいい。
⑧とにかく人生全体の幹だけを完成させる
全体を俯瞰して、強くて太いストーリーの幹をまずは持つ
⑨行き詰まったらやること
「行き詰まった場面で起こらなそうな事」を書きだそう。
- あなたが突然何かに目覚める
- あなたのこれまでの物語が終わる
- あなたが現状から逃げる
たいがい、その反対に解消する道がある。
⑩ふだんからあなたが好きな人生・物語を分析する
あなたがある人や物語のファンだったら、そこにある好きな要素は「自分の一部」です。
なので自分でも使えるものがみつかるかも。
⑪とにかくなにかしら書いてみる
すでに頭の中にすごいアイデアがあっても、出さなければ無です。
なにかしら書いてみれば、直すところがみつかります。
⑫最初に思いつくアイデアはだいたいありきたり
最初アイデアから磨いてって、あなたの物語の中の「ありきたりな要素」を減らしていきましょう。
⑬他の登場人物にも発言させて聞く
あなたの言うことに反対しない人は心地いいかもしれませんが、イエスマンばかりだと見る側からすれば退屈です。
たまには反対意見にも耳を傾けましょう。
⑭あなたの奥底で信じてることは何?
- あなたはなぜ挑戦しないといけないのか?
- あなたの物語にメッセージを込めるとしら何?
- あなたの信念は?
これらがあなたの物語の核心。観る側の感情に強く訴えるポイントです。
⑮設定したキャラになりきってみる
あなたの物語に登場するキャラになりきってみたら、その状況でどう感じるでしょうか。
率直な感覚が、物語の真実味を増します。
⑯何が賭けられたストーリーなのか
世界平和なのか。全国制覇なのか。彼女の命を救うのか。海賊王に俺はなるのか。
リスクある賭け。挑戦する者に見る側は感情移入し、応援する。
挑戦に公益性があるとなお良し。
⑰無駄な作業はない
作業しても目標に近づいてない気がする時もある
うまく進まない時は別のことをやろう。
後でその作業が役立つ時は来る。
⑱自分のクセを知ろう
「ベストを尽くす」のと「こだわる」のは似てるようで違う。
人生という物語のキモは「試してみる」ことであり、「洗練させる」ことじゃない。
⑲「偶然」の取り扱いに気をつけよう
キャラクターが「偶然」トラブルに巻き込まれると、ピンチになって物語を面白くする。
しかし、トラブルが「偶然」解決されてしまったら、見る側は「なんかズルい」と感じて冷めちゃう。
これを知った上で「偶然」の出来事には気をつけよう。
⑳物語を観察して物語づくりの練習
「嫌いな映画」を一つ思い浮かべてみよう。そしてあらすじだけ抽出しよう。
イマイチだと思うポイントをみつけて、どう修正すれば好きになれるか考えてみよう。
㉑物語の状況や登場人物に共感する
登場人物の目線になって、あなたならどう感じ、どう行動するかを想像してみよう。
そのキャラの魅力や立ち位置も見えてくる。
㉒最後に
- あなたの物語にあるメッセージの本質は何ですか?
- 時代を超えても変わらないメッセージが込められていますか?
- そのメッセージを短く伝えるなら、どういう言葉を選びますか?
これらを言葉にすれば、発言や設定にも活かせます。
自分の人生に落とし込んでQOLを上げよう
僕らの人生でも大事な含蓄がありますよね。
これらを意識して、いったん自分の人生に落とし込んでみると良さそうです。
QOL上げていきましょー。
他のカルチャー・コラムはこちらのページにまとめています↓
Twitter(@saisei_to_hakai)では、気になるカルチャーについてつぶやいています。レアな情報を流したりするのでフォローしといてください。