アルメニアの鬼才ピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)

アルメニアの鬼才ピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)

アルメニアの鬼才ピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)

どうも。音楽の世界を探検しつつ、自分でも音楽を作ってるSai(@saisei_to_hakai)です。

アルメニアの鬼才ピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)ついてお伝えします。

シン
音楽マニア歴30年の僕がお伝えするよ!

アルメニアの鬼才ピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)

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ジャズピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)

ジャズピアニスト【Tigran Hamasyan】(ティグラン・ハマシアン)

ティグラン・ハマシアンは、アルメニアのピアニスト、作曲家であり、ジャズ、アルメニアの民族音楽、プログレッシブロック、クラシックの要素を融合させた独自のスタイルで知られています。

アルメニアってあまりなじみがない国ですよね。トルコの右にあって、アジアの一番西の方にある国です。

そんな国からこんな異常天才が出てくるの面白いですよね。

ティグラン・ハマシアンは幼少期から天才児

ハマシアンは1987年にアルメニアのギュムリで生まれました。

幼い頃は、スラッシュメタルのギタリストになることを夢見ていたみたい。

ピアノも弾き始め、9歳からジャズを学び、10代の頃には地元の民俗メロディーをジャズ形式の即興演奏に取り入れようと試みました。異常天才児。

アルメニアの作曲家アルノ・ババジャニアンとアヴェ・テルテリアンという人の影響を受けていたそうです。
そうして早くから卓越した才能と深い音楽的理解を示しました。

彼の初期の音楽教育には、アルメニアのエレバンにあるサヤトノヴァ音楽学校での学びが含まれています。16歳の時には、アメリカ・カリフォルニアに移住し、モントルージャズフェスティバルのピアノコンクールで優勝しています。で、世界中の名だたるジャズフェスティバルやコンサートで演奏する機会を得ました。

ティグラン・ハマシアンの音楽

ハマシアンの音楽は、複雑なリズム構造、調和豊かな作曲、即興演奏の巧みさが特徴です。

彼はアルメニアの伝統的なメロディ、リズム、音調を作品に取り入れながら、現代のジャズの要素を組み合わせています。

2006年にはデビューアルバム「World Passion」をリリースし、批評家からの称賛を浴び、ジャズ界での新星としての地位を確立しました。その後のアルバム「New Era」(2008年)や「A Fable」(2011年)などは、彼の才能と革新的な音楽アプローチをさらに示しています。

ハマシアンはキーボード奏者のリオネル・ルエケ、サックス奏者のヤン・ガルバレク、エレバン州室内合唱団など、さまざまな著名なミュージシャンと共演してきました。また、彼はシンフォニーオーケストラとの共演も行い、クラシック音楽とジャズの即興演奏を融合させています。

アルバム「Mockroot」(2015年)は広範な賞賛を受け、ヴィクトワール・デュ・ジャズ賞にもノミネートされました。2017年にリリースされた「An Ancient Observer」では、歴史、文化、霊性といったテーマを探求し、批評家からの賞賛を浴びながら、世界中のファン層を拡大しました。

ティグラン・ハマシアンの音楽はジャンルを超越し、感情の深さ、技術的な輝き、文化の融合によって観客を魅了します。彼は常に新しい音楽の領域を探求し、自身の世代で最もエキサイティングで革新的なピアニストの地位を確立し続けています。

日本ではそんなに聴かれてないティグラン・ハマシアン まとめ

こんな鬼才の音楽、日本で広まってないのはもったいないですよね。ぜひ聴いてみてください。

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