どうも。アートの世界を探検しつつ、自分でも絵を描いてるSai(@saisei_to_hakai)です。
アートについて学んできましたが、最終まとめです。
【アートの教科書】14.アートについて最終まとめ「アートする」
14回にわたってアートの意味・意義〜歴史まで、お勉強してきました。
人間は誰もが自己表現欲求があるので、何かしらを表現せずにはいらせません。何かしらの作品を日々つくり出します。
だから公道でさわぐパリピになったり、電車でキレるおじさんになったり、おでんやお寿司つんつん炎上するわけです。
僕らの表現をどんなアートにするのかは、個々の探究に依る。
せっかくならいろんなものに触れて掘り下げて、良いもの出したいじゃないですか。
音楽つくる人なら音楽をいっぱい聴くし、絵を描く人なら絵をいっぱい見る。
いつもと同じ場所から離れて、どんどん刺激を受けていれば創るものも進化する。
自分にしかない経験、思考、理想、全部ブチ込んで表現するって、こんなワクワクすることなくないですか。
あなたもわたしも「全員もれなくアーティスト」という宿命。楽しんで表現していきましょー!
…ここまでがホーリーサイドのまとめ。ダークサイドからすれば「なんかクソくだらねーな」という気もしていて。
だって正直、「アートが高額落札された」とか「現代アーティストがどうのこうの」っていっても僕らにはまったく関係ないでしょ。別世界のおとぎ話でしかない。
ハイアートなんかはセレブの自尊心を満たす趣味&ババ抜きも兼ねた投機なわけだし。
ローアートは個々のつながりや好みで楽しめばよくて、アート史の流れには興味ないわけだし。
アートってもう、味のしなくなったガムをずっと噛み続けてるような、それをペッて出して、ながめたり煮詰めたりしてるだけのような気もするんです。
正直、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコの高額な絵を見ても全く良いと思わん。宗教画の頃なんかも全く時代や価値観が違うから「は?」ってなる。
個人的にはやっぱりクリムトとかフェルメールみたいに「自分らの考える美しいものを生み出そう」としてた頃の作品が好きだし。
新しい哲学や概念が現代アートから生まれてる感じもしないし。
むしろ新しいアートを生み出してるのはテクノロジーだけじゃんか、と思う。
アートの歴史が「美しくなくても良い」ってなった時点でハイさよなら。そっぽ向いて自分の考える美しさ目指すわ、って感じかなー。
それぞれ勝手にすればいいと思うよ。投げやりな意味じゃなく真面目に。
結論、アートは面白くてすばらしくもあり、クソくだらなくもある、という両方だった。
とはいえ、今までアートで何が試されてきたのかわかって、自分の制作がどこらへんに位置するものかはわかる。という点でアート史をたどったのは良かったな。
今後は引き続き、気になるアーティストなどいたらチェックしていきます。