ミュージシャン【Toro y Moi(トロ・イ・モワ)】とチルウェイヴ

ミュージシャン【Toro y Moi(トロ・イ・モワ)】とチルウェイヴ

ミュージシャン【Toro y Moi(トロ・イ・モワ)】とチルウェイヴ

どうも。音楽の世界を探検しつつ、自分でも音楽を作ってるSai(@saisei_to_hakai)です。

アメリカのミュージシャン【Toro y Moi(トロ・イ・モワ)】と音楽ジャンルの『チルウェイヴ』についてお伝えします。

シン
音楽マニア歴30年の僕がお伝えするよ!

ミュージシャン【Toro y Moi(トロ・イ・モワ)】とチルウェイヴ

↑まずはこちらの音源をぜひ!オシャレで良い感じ。

Toro y Moi(トロ・イ・モワ)は、アメリカのミュージシャン、プロデューサー、シンガーソングライターです。

Toro y Moi(トロ・イ・モワ)は多彩なミュージシャン

こちらの曲はもっとディスコちっくで、ダフトパンク×ファレル・ウィリアムスっぽい感じですね。

 

トロ・イ・モワについての詳細は以下の通り。

Toro y Moiは、Chazwick Bradley Bundickというアメリカのミュージシャン、プロデューサー、シンガーソングライターのステージ名です。

彼は、エレクトロニックミュージック、インディーポップ、R&B、ファンクなどのさまざまなジャンルを融合させた独特のスタイルで知られています。

2000年代後半から2010年代初頭のインディーミュージックシーンで注目され、”chillwave(チルウェイブ)”というジャンルの台頭に貢献しました。

Toro y Moiは1986年11月7日にサウスカロライナ州コロンビアで生まれ、10代の頃からさまざまな楽器と録音技術を試して音楽の道に進みました。彼は2010年にデビューアルバム『Causers of This』をリリースし、その曖昧でローファイなサウンドと夢のような雰囲気が批評家から高く評価されます。このアルバムの成功により、Toro y Moiは新興のchillwaveムーブメントの中で重要な存在として確立しました。

デビュー作のリリースに続いて、Toro y Moiは音楽スタイルを進化させ、ファンク、ディスコ、ダンスミュージックの要素を取り入れました。『Underneath the Pine』(2011年)や『Anything in Return』(2013年)などの後続のアルバムでは、洗練されたプロダクションとキャッチーなメロディに重点を置いた作品が展示され、彼のアーティストとしての多様性が示されました。

Toro y Moiはキャリアの中で常に自身のサウンドの枠を広げ、各リリースでさまざまな音響領域を探求してきました。彼の音楽はしばしばエレクトロニックビートやシンセサイザーと有機的な楽器、内省的な歌詞を組み合わせて独特のノスタルジックな現代的なサウンドを創り出しています。

Toro y Moiのディスコグラフィーの中で注目すべきアルバムには、「What For?」(2015年)があり、これはよりインディーロックの影響を受けた作品で、「Boo Boo」(2017年)では内省的なテーマを探求し、彼のプロデューサーとしてのスキルを示しました。彼のアルバム『Outer Peace』(2019年)では、テクノロジーや現代生活のテーマを探求し、ハウスやダンスミュージックの要素を取り入れました。

Toro y Moiの音楽は批評家から高い評価を受け、世界中で熱狂的なファンを獲得しています。さまざまなジャンルを融合し、独自の音響パレットを作り上げる彼の能力は、彼をインディーミュージック界の重要な存在として確立させました。彼のライブパフォーマンスはエネルギッシュで魅力的なものとして知られており、彼の才能とカリスマ性をさらに裏付けています。

Toro y Moiとしての活動だけでなく、Chaz Bundickは他のミュージシャンやプロデューサーとのコラボレーションも行っており、Tyler, the Creator、Travis Scott、Chromeoなどと共演しています。これらのコラボレーションは彼の多様性と異なる音楽的方向性を示しています。

総じて、Toro y Moiは、独自のスタイルを保ちながらも常に自身のサウンドを進化させることで、影響力のあるミュージシャンとして自らを確立してきました。さまざまなジャンルの融合と芸術的なビジョンにより、彼は現代音楽シーンへの重要な貢献を続けている、とのこと。

chillwave(チルウェイブ)とは

チルウェイヴ (Chillwave)は、トロ・イ・モアなどのミュージシャンの活躍で生まれた音楽のジャンルの一つです。グローファイ (Glo-fi)とも呼ばれます。「Chill」は「落ち着く、のんびりする」などを意味するスラングで、音楽ではよく耳にするワードですね。

音楽性としては、チープな打ち込みをバックにノスタルジックなメロディー、アンビエントの要素をブレンドした感じでシンセポップな雰囲気です。

2000年代後半から10年代にかけて、トロ・イ・モアやウォッシュト・アウト、ネオン・インディアンらの登場によってチルウェイヴという音楽ジャンルが世界的に知られるようになりました。

ダフトパンク好きに聴いてもらいたいToro y Moi(トロ・イ・モワ)

ちょっとレトロなディスコっぽい感じはダフトパンクにも通じるものがあるんじゃないでしょうか。

チルウェイヴ、お洒落でイケてる感じなのでぜひ聴いてみてください。

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